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アーティスト



小川 加恵 (フォルテピアノ)

 東京藝術大学古楽科修士課程フォルテピアノ専攻修了。オランダ、デン・ハーグ王立音楽院修士課程フォルテピアノ科修了。国内外でソリスト、アンサンブル奏者として活躍。ユトレヒト古楽音楽祭(オランダ)、バルセロナ古楽音楽祭(スペイン)、サント古楽音楽祭(フランス)、アントワープ古楽音楽祭(ベルギー)など、ヨーロッパの主要な古楽音楽祭に招聘されている。第16回ファン•ワセナール国際古楽アンサンブルコンクール(オランダ)第1位受賞。日本国内におけるオリジナル楽器による室内楽の普及に積極的に努め、これまでに日本各地の主要コンサートホールによる主催公演に多数出演。第8回浜松国際ピアノコンクールにおいては関連事業として、レクチャー及び室内楽公演を行った。また、国立音楽大学音楽研究所「楽譜を読むチカラ」プロジェクトにて講師を務めたほか、2018年、第31回国際古楽コンクール<山梨>にて審査員を務めた。その他、テレビ朝日「題名のない音楽会」やNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」にてデンハーグピアノ五重奏団演奏会〜古楽器で聴く19世紀の響き〜が放送されるなど、メディアへの出演も多数。
オフィシャルウェブサイト:https://kaeogawafphp.wixsite.com/mysite
高橋 未希 (ヴァイオリン)
 4歳からヴァイオリンを始める。子供のための音楽教室をへて、桐朋女子校等学校付属音楽科、桐朋学園大学音楽部に在籍、原田幸一郎氏に師事。大学在学中にトロントへ留学し、ロイヤル・コンセルバトーリにてローランド・フェニヴェシュ氏のもと、演奏学科の学士資格とディプロマを取得。2001年末からバロックヴァイオリンをケヴィン・マロン氏のもとに学び始め、2003年10月からベルリン芸術大学古楽科4年生に編入、イルムガルド・フンゲボルト氏の指導のもと、最高得点でディプロマを取得し、2007年には同大学で国家演奏員資格を「きわめて優秀な成績で」(mit Auszeichnung)取得した。 2005年3月には、ドイツのマグデブルクで開催された第三回国際テレマンコンクールに優勝、特別賞としてオリジナルの装飾にも賞を獲得。同年8月、ブルージュ国際古楽コンクールにて、優勝と同時に聴衆賞を受賞している。2005年1月から5月までにはアカデミア・モンティス・レガリスのバロック・オーケストラアカデミーにコンサートマスターと第二ヴァイオリン首席として招かれ、3月にはエンリコ・オノフリとヴィヴァルディの二台ヴァイオリンのためのコンチェルトを共演した。 2006年には、バッハ・フェスティバル、テレマン・フェスティバルなどヨーロッパ各地でのコンサートで好評を得たほか、同年11月には日本で、2007年11月にはアメリカでのデビューリサイタルも行った。
 現在までに、Musica Fiorita、Il gardelino, Liepzig Barock Orchester, Collegium Musicm 90 をはじめとする多くの古楽アンサンブルとソリストとして共演している。Ensemble Sans Souce Berlin, English Concert, Al Ayre Espanol, Dresdener Baroque Orchesterなど、多くのアンサンブルで演奏する傍ら、日本やヨーロッパ各地で室内楽やソロのリサイタルを行っている。 演奏活動の他に、ハンガリーのデブレツェン大学音楽学のマスタークラスや、台北芸術大学と台南芸術大学でのバロックシンポジウムに講師として招かれて、教鞭を取った。 
バディアロヴァ 朋絵 (ヴァイオリン)
 才能教育を経て桐朋学園大学、大学院、研究科へと進み、和波孝よし、藤原浜雄氏らにモダン・ヴァイオリンを、戸田薫、寺神戸亮氏らにバロック・ヴァイオリンを師事する。在学中より東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、レ・ボレアード、バッハ・コレギウム・ジャパン等で演奏を重ね、有田正広氏指揮のもと北九州室内楽奏団とヴィヴァルディ<四季>を共演。2009年よりデン・ハーグ王立音楽院に留学。2011年シギスヴァルト・クイケン氏率いるAmbronayオーケストラアカデミーで J.S.バッハ<ロ短調ミサ>のコンサートマスターを務めた他、ペーター・ファン・ハイヘン氏の指揮のもとピゼンデルのヴァイオリン協奏曲を演奏するなど、様々な室内楽とオーケストラでソロ・リーダーを務める。 またLes Esprits Animaux(レス・エスプリ・アニモ) を結成し、以来リーダーとして演奏。ヨーロッパ中の主要国際音楽際に招かれ、またBBCやラジオフランス、ロンドン紙等、各大手メディアをにぎわせている。Les Esprits Animaux(レス・エスプリ・アニモ)としてはAmbronayレーベルよりファーストCD『テレマン〜物語を通じた音楽の旅〜』をリリース。アルカーデ・アンサンブル主要メンバー、またラ・プティット・バンド、イル・ガルデリーノ、デンハーグピアノ五重奏団等で演奏。
池田 梨枝子 (ヴァイオリン)
東京音楽大学、及び同大学院音楽研究科修了。市川市文化会館新人演奏家コンクール、大阪国際音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクール、日本アンサンブルコンクール等に入賞。大学卒業後古楽に傾倒し、東京藝術大学大学院修士課程(バロックヴァイオリン専攻)修了。2017年第30回国際古楽コンクール〈山梨〉第2位。翌年同コンクールの推薦で栃木、甲府でリサイタルを行う。オーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム・ジャパン、オルケストル ・アヴァン=ギャルド などのオリジナル楽器のオーケストラ、アンサンブルに多数参加。
 
秋葉 美佳 (ヴァイオリン/ヴィオラ)
桐朋女子高等学校音楽科在学中からバロックヴァイオリンを副科で専攻、桐朋学園大学弦楽器科在学中よりバッハコレギウムジャパン等での活動を始め大学卒業後に渡欧。バロック・バイオリン及びバロック・ビオラでブリュッセル王立音楽院を首席修了。ベルギー・フランダース政府給費留学生、文化庁在外研修員。Bach Collegium Japan, Les Agrémens, Ricercar consort, La Petite Bande, Il Gardellino, Ensemble Pygmalion, B'Rock Orchestra, Bach Concentus, Quatuor Dialogues, Le Banquet Céleste, Les Talens Lyriques, Orchestra Libera Classica他のメンバーとして欧米各国やアジア、日本での演奏活動を行い、これまでにKlara, ACCENT, DHM, BIS, RICERCAR, Mirare, DENON, エイベックス・クラシック等の録音にも参加しており数々のCDでディアパゾン・ドールを獲得している。
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廣海 史帆 (ヴァイオリン)

東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、同大学大学院修士課程古楽科を修了。これまでに、佐々木晶子、久合田緑、田中千香士、原田幸一郎、若松夏美、アレッサンドロ・モッチアの各氏に師事。第22回古楽コンクール〈山梨〉最高位、併せて栃木・蔵の街音楽祭賞を受賞。2007、08年、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団より奨学金を受け、サント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、旧奏楽堂デビューコンサート等に出演。また、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ボレアード、横浜シンフォニエッタ等の公演・録音に多数参加している。

アダム レーマー (ヴィオラ)
 ハンガリーに生まれる。5歳から音楽教育を受けはじめ、コダーイ音楽高校を首席で卒業した後、リスト音楽院にてヴァイオリンをペーター・コムロシュ氏に学ぶ。1996年からトロントのロイヤル・コンセルバトーリへ移籍し、ローランド・フェニヴェシュ氏のもとディプロマを取得後、スティーブン・ダン氏にヴィオラを学び、アーティスト・ディプロマを取得。この時期からヴィオラを専門とし、ベルリン芸術大学にて国家演奏員資格を取得。同大学で、現在バロックヴィオラをイルムガルト・フンゲボルト氏に師事している モダン・ヴィオラ奏者としては、過去ゲヴァントハウス交響楽団の首席ヴィオラ奏者として活躍した他、バイエルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニーをはじめとする数多くのオーケストラで演奏、現在はバーミンガム市立交響楽団の首席ヴィオラ奏者として活動している。ヨーロッパでのソロ活動の他に、2005年には、ウォルトンのヴィオラ協奏曲で台湾ツアーを行い、好評を博した。室内楽の分野でも、2006年に弦楽トリオを結成し、活動を開始している。古楽の分野にはカナダ在学中から興味を持っており、トロントでは、ターフェル・ムジークのコンサートマスターであるジーン・ラモン氏の指導を受け、ベルリンではいくつかの古楽アンサンブルと共演、コンチェルト・ブランデンブルクではゲストとして首席奏者をつとめた。これまでに、ジーン・ラモン、サー・ロジャー・ノーリントン、フィリップ・ヘレヴェーゲの指揮のもと演奏経験がある他、バロック・ヴァイオリニスト、高橋未希とのデュオ・コンサートなどを行っている。
朝吹 園子 (ヴィオラ)
 東京藝術大学(ヴィオラ科)を卒業後、東京藝術大学院修士課程修了。学内にて芸大フィルハーモニーと協奏曲を共演、同声会賞受賞。明治安田生命より奨学金を、文化庁在外派遣研修員として、ドイツ・フライブルク音楽大学(ヴィオラ科)、スイス・バーゼル・スコラ・カントゥルム(古楽科バロックヴァイオリン)で学び、両大学共最優秀の成績で卒業。ヴァイオリンを荒木信子、岡山潔の各氏に、ヴィオラを豊嶋泰嗣、クロード・ルロン、岡田伸夫、川崎知憲、ウォルフラム・クリストの各氏に、バロックヴァイオリンをキアラ・バンキーニ、レイラ・シャェック、アマンディーニ・ベイヤーの各氏に指事。バロックヴァイオリニスト、バロックヴィオリスト、モダンヴィオリストとしてヨーロッパ各地で演奏会、フェスティバルに招待され数多く参加している。スイス国内主要オリジナル楽器オーケストラ「La Cetra Brockorchester」、「Capriccio Barockorchester」にたびたびメンバーとして参加し、様々なCD録音にも携わる。バロックアンサンブル「Il Profondo」、「L’allegra fonte」のメンバー。モダン楽器のヴィオリストとして小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、ヴィオラスペース、JTが育てるアンサンブルシリーズなどに出演。

 2004年第9回コンセール・マロニエ弦楽器部門第1位、2006年第18回宝塚ベガコンクール第1位を受賞。現在スイス・バーゼル在住。

 

中田 美穂 (ヴィオラ)

相愛大学音楽学部卒業後、ヴィオラに転向。渡欧し、ヴィオラ及び室内楽の研鑽を積む。国内外の数々の音楽祭・演奏会に出演。NY州Amati音楽祭にてPromising Award受賞。 20長岡京室内アンサンブルの数々の演奏会・録音に参加。オリジナル楽器奏者としても活躍。ヴィオラスペース2016に出演。Zaza Quartetでは、ガット弦によるベートーベン弦楽四重奏全曲演奏に取り組んでいる。東京バロックプレイヤーズメンバー。

 

山本 徹 (チェロ)

東京藝術大学大学院古楽専攻、チューリヒ芸術大学修了。2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位、2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、ファン・ヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなど主要な国内外のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに多数参加する他、根本卓也氏との《ジュゴンボーイズ》、また2018年には渡辺祐介氏らとオリジナル楽器オーケストラ《オルケストル・アヴァン=ギャルド》を創設するなど、活動の場を広げている。東京藝術大学での集中講義、シンガポール国立大学音楽院でのマスタークラスなど後進の指導とオリジナル楽器の普及にも力を入れている。2006年に第2位受賞の国際古楽コンクール<山梨>では2017年に審査員を務める。


オフィシャルウェブサイト:https://scordatoru.wixsite.com/toru-yamamoto 

 

 

 

 

角谷 朋紀 (コントラバス)

東京藝術大学器楽科、デン・ハーグ王立音楽院修了。特にウィーン式のコントラバスについて調査・研究を重ね、イギリスの音楽雑誌 “The Viol”(2010年No 18号) にその記事が掲載される。ジョン・エリオット・ガーディナー、シギスヴァルト・クイケン、コンラッド・ファン・アルフェンなどの指揮者のもと、“イングリッシュ・バロック・ソロイスツ”、“ラ・プティット・バンド”、“シンフォニア・ロッテルダム”など数多くのオーケストラ、アンサンブルにて演奏している。2011年、デンハーグピアノ五重奏団のメンバーとして第16回オランダ•ファン・ワセナール国際アンサンブルコンクール第1位、同時に最優秀演奏者賞を受賞。2019年、第32回国際古楽コンクール<山梨>では審査員を務めた。

オフィシャルウェブサイト:https://tomokisumiya.weebly.com/

 

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